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    一般的な友好的M&A取引の進め方

    ・基本合意書
    基本合意書を用いて、交渉に先立って一定の合意を行うことがある。秘密保持や独占的交渉権、誠実交渉義務などの約定がなされる。
    ・デューディリジェンス
    対象企業のプライシング、契約書による必要な手当て、事前のリスクの把握などを目的として、デューディリジェンス(「DD」)が行われる。当事者や投資銀行によるビジネスDD、公認会計士による財務DD、弁護士による法務DDなどである。
    ・契約締結
    合併契約書、株式売買契約書などの必要な契約書が作成され、締結される。そのドラフトは、法務DDを担当した法律事務所が中心となって行い、DDの結果を反映することとなる。契約締結に先立って、必要に応じて、各当事者の社内手続(取締役会決議や株主総会決議など)を経るとともに、関連官庁(業規制当局や競争法当局)の許認可等を得ることがある。
    ・クロージング
    契約によって定められた日に決済がなされ、M&Aが成立する。



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